2012年3月21日水曜日

納豆の栄養

納豆の栄養

今なにかと話題の納豆ですが、結局納豆にはどのような栄養があり、食べると体にどのようないいことがあるのか教えてください。







ナットウに含まれる主なビタミンや酵素類↓

ジピコリン =納豆菌が作る抗菌物質

ナットウキナーゼ=血栓を溶かす、脳卒中、心筋梗塞などの原因となる血栓を防止

ビタミンK =骨を丈夫に丈夫する、他の食品の数百倍のビタミンKにより骨粗鬆症を防止

プロテアーゼ =タンパク質を分解

リパーゼ =脂肪を分解

アミラーゼ =でんぷんを分解

セルラーゼ =繊維質を分解

レシチン =コレステロールを減らす働きにより動脈硬化の予防

サポニン =肥満防止、成人病予防

セレン =ガンを防ぐミネラル

フィトエストロゲン、イソフラビン =大豆色素成分のフラノボイドの一種で、女性ホルモンに似た性質がある

ビタミンB群 =B1、B2、B6、B12、パントテン酸、ニコチン酸など菜食の人に不足がちなビタミンです

ポリグルタミン酸 =粘々の素で、腸管からのカルシウムの吸収を助ける

リノール酸 =血液の浄化

ビタミンE 、アデシン・ウラシル・トリプトファン 、カタラーゼ =抗酸化力があり、活性酸素を無害化する

食物繊維 =腸内の老廃物の排泄を助け、大腸がんを予防



納豆の栄養にも欠点があります。ビタミンAとCが含まれていません。ビタミンAであれぱ卵や乳製品、緑黄色野菜などから、ビタミンCであれば果物、野菜など他食品から補う必要があります。また納豆がいくら健康によいからと言って、まとめ食いや食べ過ぎは決してよいことではありません。さまざまな食品を満遍なく取るよう心掛けたいものです。手軽で、しかも栄養豊富な納豆をミニパック一つでもいいですから毎日続けて食べることが、納豆の持つ機能性を期待できる上手な食べ方といえるでしょう。

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